【次世代トレンド調査 vol.1】Z世代の7割以上は結婚に前向き。最も重視する結婚式の体験は「写真・動画で思い出を残すこと(51.8%)」

【次世代トレンド調査 vol.1】Z世代の7割以上は結婚に前向き。最も重視する結婚式の体験は「写真・動画で思い出を残すこと(51.8%)」

株式会社ウエディングパーク次世代マーケティング研究室では、18〜39歳の未婚の方 206名および2023年1月〜2024年12月に結婚した・結婚予定の方312名の合計518名に結婚・結婚式に関するアンケート調査を実施いたしました。

調査結果サマリー
・7割以上のZ世代は結婚に前向き傾向。Y世代と11.7ポイント差
・Z世代の5割以上は結婚式に前向き。重視する結婚式の体験は写真・動画で思い出を残すこと
・次世代の結婚式に求めるアップデートとは?

7割以上のZ世代は結婚に前向き傾向。Y世代と11.7ポイント差

「あなたの結婚に対しての希望や意見が近いものを教えてください」という質問に対し、結婚したい・できれば結婚したいと回答した割合はZ世代で70.9%、Y世代で59.2%でZ世代が11.7ポイント上回る結果となりました。

結婚を考える際、パートナーとの関係で重要なことについては、Z世代とY世代とで大きな差はありませんでした。「お互いに理解・尊重し合える関係性であること」「価値観が共通していること」「愛情や信頼が感じられること」が上位となり、Z世代は合理的、タイパ重視、リアリティを求める特徴があると言われてますが、結婚に求めるものは、普遍的であり、社会全体が効率を求め、合理的になっていく中、その変化を強く受けているZ世代は、お互いの理解者であること、信頼・安らぎを求めているとも考えられる結果になりました。


Z世代の5割以上は結婚式に前向き。重視する結婚式の体験は写真・動画で思い出を残すこと

「あなたは、結婚式をしたいですか?または結婚式をしたかったですか?」という質問では、Z世代は「結婚式をしたい(したかった)35.3%」「どちらかと言えば結婚式をしたい(したかった)19.2%」となり、5割以上は結婚式に前向きです。

重視する体験は「写真や動画などで思い出を残すこと(51.8%)」「憧れの衣装を着られること(50.6%)」が上位を締め、Y世代の上位である「式場の雰囲気が好みに合っていること(50.0%)」「ゲストへの感謝の気持ちを伝えること(48.8%)」と比較すると、ビジュアルを重視する傾向があることがあることが分かります。デジタルネイティブとして育ってきた世代は写真や動画で自分のライフスタイルや趣味を共有することが日常的であるため、自分らしさを表現する衣装を含む、写真、動画は結婚式において価値の高いものであると認識していると推測できます。


次世代の結婚式に求めるアップデートとは?

Z世代の5割は結婚式に前向きであるという一方、35.9%は結婚式をしたくない・どちらかと言えばしたくないと回答をしています。結婚式にどのようなアップデートを求めているのかについていは、「主賓や乾杯のスピーチは必要に応じてのみ行う(29.0%)」「引き出物を用意することを強制しない(25.5%)」「ゲストが自由な服装で参加する(25.1%)」が上位となりました。開催するカップルにとっても負担が減るだけではなく、参列するゲストにも気軽に参加できるような結婚式をイメージしている傾向があるようです。

次世代マーケティング研究室では、今後もアンケート調査や社内外で行うプロジェクトを通じて、結婚・結婚式の多様な可能性をお伝えして参ります。


【調査概要】
表題:次世代マーケティング研究室 トレンド調査
調査主体:次世代マーケティング研究室(株式会社ウエディングパーク)
調査委託先:マクロミル
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年5月24日~5月27日
有効回答:518名 内訳:未婚者(18~39歳) 206名/2023年1月〜2024年12月に結婚した・予定(18~39歳)312名

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