どう違う!?【結婚式】オンライン接客に使えるツール5選徹底比較!(Zoom・LINE・Skype・Google Meet・ベルフェイス)

どう違う!?【結婚式】オンライン接客に使えるツール5選徹底比較!(Zoom・LINE・Skype・Google Meet・ベルフェイス)

最近、オンライン会議やオンライン飲み会など「オンライン○○」という言葉を耳にする機会が増えてきました。結婚式準備においても、「オンライン接客」を導入する式場が増えてきています。
⇒オンライン接客が対応可能な結婚式場の一覧はこちら

そこで今回は、ウエディング業界のオンライン接客でよく利用されている5つのツール「Zoom」「LINE」「Skype」「Google Meet」「ベルフェイス」を婚研編集部が徹底比較!「オンライン接客の導入をこれから検討しようと思っている」「オンライン接客ついてイマイチよくわからない…」という方もぜひご一読ください。

※記事の情報は2020年5月21日時点のものです
※各ツールに関するお問い合わせは各公式サイトよりお問い合わせください

Zoom、LINE、Skype、Google Meet、ベルフェイス。それぞれのツールの違いとは?


まずは、それぞれのツールの機能面の違いをご覧ください。

<Zoom/LINE/Skype/Google Meet/ベルフェイス 比較表>2020年5月 ウエディングパーク調べ

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*OSによって機能や仕様に制限が出る場合がございます
※1…Google Meetとベルフェイスに関しては、ブラウザ上で動作するものも含んでいます
※2…事前に友だち追加、グループの作成が必須
※3…アカウント登録+友だち登録が別途必須
※4…【無料プラン】最大100人まで/【有料プラン】最大1,000人まで
※5…【無料プラン】最大100人まで/【有料プラン】最大250人まで
※6…公式発表されている「1分間あたりの通信量の目安」をもとに算出
※7…【無料プラン】2人での会議は最大24時間、3人以上のグループビデオ通話だと最大40分/【有料プラン】3人以上も最大24時間に延長
※8…有料プランのみ可能

では、それぞれのツールの特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。

最近話題の「Zoom」ってどんな特徴があるの?


Zoomは「Web会議」に便利なツールとして躍進してきたツールです。通信の接続安定性が高かったり、アカウント登録なしで気軽に始められたり、という点が特徴として挙げられます。
ただし、無料版の場合は「3人以上のグループ通話の場合は40分まで」という制限がありますのでご注意を。(公式サイト

■コンセプト
「Web会議」

■料金
無料プラン…2人での会議は最大24時間、3~100人のグループビデオ通話は最大40分という制限あり
有料プラン…3人以上のグループビデオ通話の制限が拡大(最大1,000人・最大24時間)
※プランの詳細は公式サイトをご確認ください

■メリット
・アカウント登録なしで参加可能
・通信速度が比較的速い
・画面共有/バーチャル背景/録音・録画など機能が充実している

■デメリット
・無料版だと3人以上のグループ通話が40分までしかできない
・ビジネスシーン以外での利用がまだ一般的ではない

■活用手順
別記事「簡単解説!【結婚式】オンライン接客に使える「Zoom」の活用手順と使い方」をご覧ください。

認知度・普及率共に圧倒的な「LINE」


LINEは言わずと知れた、大人気のチャットアプリ。無料で「チャット」「ビデオ通話」「グループ通話」などができる、ということが特徴として挙げられます。
LINEの利用は、Zoomと違ってアカウントの登録が必須になりますが「すでにアカウントを持っている方が多い」ということを考えると、多くのカップルにとって最も利用しやすいツールかもしれません。(公式サイト

■コンセプト
「コミュニケーションアプリ」

■料金
チャットやビデオ・音声通話など、基本的に全機能無料で利用が可能
※LINEの公式アカウントを利用する場合は有料プランあり(詳細は公式サイトをご確認ください)

■メリット
・月間アクティブユーザー数(MAU)が8,300万人を超える圧倒的な認知度・普及率
・フィルターやエフェクトが充実しており画面補正を楽しむことができる

■デメリット
・事前の「友だち登録」が必須
・録音・録画機能はナシ

■活用手順
事前にLINE上で友だち登録をしているユーザーとビデオ通話を実施することができます。1対1でのビデオ通話はもちろん、複数人でのグループビデオ通話も可能です。
※活用手順に関する詳細は公式サイトをご確認ください

ビジネスシーンを中心に長らく利用されている「Skype」


前述の2つのツールに比べ、最も歴史のあるツールとして知られています。そのため世界的にも導入が進んでおり、ビジネスシーンでも利用されやすいことが特徴として挙げられます。
Zoom、LINEどちらの要素も持ち合わせていることから「ビデオ通話」という目的のためであれば使い勝手の良いツールです。(公式サイト

■コンセプト
「ビデオ通話」

■料金
チャットやビデオ・音声通話など、基本的に全機能無料で利用が可能
※国際通話を利用する場合は有料プランあり(詳細は公式サイトをご確認ください)

■メリット
・長年利用されているため認知度がある
・グループ通話でも時間制限ナシ

■デメリット
・通信速度がやや遅め

■活用手順
別記事「簡単解説!【結婚式】オンライン接客に使える「Skype」の活用手順と使い方」をご覧ください。


2020年4月にアップデート!「Google Meet」


言わずと知れた「Google」が提供しているビデオ会議ツールです。GoogleカレンダーやGoogleドライブなど、既存のGoogleサービスと連動させられる点が大きな特徴として挙げられます。
スケジュール管理をGoogleカレンダーで行っている人にとっては、「ビデオ会議」の調整を簡単に済ませることができます。(公式サイト

■コンセプト
「ビデオ会議」

■料金
無料プラン…1回の会議の長さは最大60分、最大参加人数は100人
有料プラン…1回の会議の長さは最大300時間、最大参加人数は250人
※プランの詳細は公式サイトをご確認ください

■メリット
・世界的に圧倒的認知度・普及率を誇る「Google」が提供しているツール
・安定した通信接続
・Googleカレンダーとの連動も可能

■デメリット
・無料版だと1回の通話が60分までしかできない
・録画・録音機能は有料プランでないと利用不可

■活用手順
別記事「簡単解説!【結婚式】オンライン接客に使える「Google Meet」の活用手順と使い方」をご覧ください。


ビジネスシーンで人気が高まっている「ベルフェイス」


ビジネスにおける、特に商談シーンに適したツールとして注目が高まっている「ベルフェイス」。音声通話は電話で行い、ビデオや画面共有などをツール上で行う点が大きな特徴です。
会議ルームごとに発行される「接続ナンバー」を入力するだけで会議をスタートすることができます。(公式サイト

■コンセプト
「オンライン商談」

■料金
有料プランのみ
※プランの詳細は公式サイトをご確認ください

■メリット
・アカウント登録なしで参加可能
・他ツールと比べて比較的簡単に会議を始められる

■デメリット
・電話との併用が必須
・ビジネスシーン以外での利用がまだ一般的ではない

■活用手順
まずは電話でつながり、その後公式サイトから指定の「接続ナンバー」を入力することで会議が始められるベルフェイス。会議に招待される側は、事前登録等一切せずにスタートできます。
※活用手順に関する詳細は公式サイトをご確認ください


今回は、Zoom・LINE・Skype・Google Meet・ベルフェイスそれぞれのメリット・デメリットについてまとめました。
それぞれに特性があり、カップルによって使いやすいツールが異なる可能性があるため、数種類のツールをインストールしておくことがオススメ。
「結婚式準備」においても有効活用できるツールになり得るものですので、それぞれの特徴を考慮しながら導入の検討を進めてみてはいかがでしょうか?

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