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指輪に込められた想いまで伝えたい。5年目を迎えた「Ringraph」事業責任者に聞く、ネットでの指輪選び。


新型コロナウイルスの影響を受け、私たちの生活におけるインターネットサービス利用範囲はさらに拡大した。実際に店舗に足を運び、実物を見て購入することが一般的だった婚約・結婚指輪選びにもオンライン化の波がきているという。

結婚を予定しているカップルの約8割が婚約指輪や婚約指輪の事前情報収集をインターネットで行っており(2020年8月ウエディングパークグループ会員アンケートRingraph調べ)、実際に店舗に足を運ばなくても、インターネットで指輪を探し、試着、購入までできるサービスまで出てきているのだ。

そんな中、(株)ウエディングパークが運営する婚約指輪・結婚指輪のクチコミサイト「Ringraph(リングラフ)」がサービス開始から5周年を迎えた。今回は事業責任者を務める大沼氏にサービスの立ち上げの背景や事業スタートから5年間での変化、これからの指輪探しについて話を聞いた。

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Ringraph 事業責任者 
大沼夏帆

2013年、株式会社ウエディングパーク入社。
自社サービスの開発エンジニアを経て、2015年より指輪選びの決め手が見つかるクチコミサイト「Ringraph」の事業責任者に就任。事業設計、サイト運営、開発、営業、クチコミ運用など幅広く携わる。
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カップルが本当に求めているコンテンツは何か?「写真付きクチコミ」にこだわり抜いた理由

---2020年9月28日でRingraphがオープンして5周年を迎えましたが、改めてサービスの特徴や機能を教えてください。

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ウエディングパークの新規事業プランコンテスト「N1(エヌワン)」がきっかけで、2015年に、指輪探しのクチコミサイト「Ringraph」がスタートしました。当時、私の周りに結婚した友人が多く、「結婚準備にクチコミなどのリアルな情報が役立った」という声を聴いていたこと、Instagramの普及によって婚約指輪や結婚指輪の写真を投稿しているユーザーやハッシュタグが増えてきていたこと、自分自身も周りも情報収集に「写真」を活用することが多くなってきた実感があったことなどから、業界初の写真付きクチコミにこだわりました。

---業界初の写真付きクチコミだったとのことですが、サイトオープン時の業界からの反響はいかがでしたか?

ウエディング関連のクチコミ自体は2015年には浸透していたこともあり、業界の方も大きく抵抗はなかった印象です。はじめは、ユーザー投稿の写真が必ず付いているという点が受け入れていただけるか懸念していたんですが、実際は問題になりませんでした。というのも、当時既に、Instagramに写真を投稿する人が増えていたこともあり、“映える”写真を撮り慣れたユーザーが多く、サイト上でも綺麗に写真が並んだんです。しっかりと綺麗な写真を撮り投稿してくださるユーザーさんに感謝しました。

---サイト立ち上げの際、特に大変だったことはありますか?

サイト立ち上げから1年くらいたったころ、事業として掲げていた目標に、このままだと届かないという状況に。当時のメンバーは私と営業担当が1人だけ。営業担当は1人で全国を回ってくれていたので、無理をさせていることは感じていました。昨日までは北海道にいたのに、今日は沖縄にいるということも…ただ、もう「やるしかない」状況だったので、2人でとにかく一生懸命でした。このとき、お金を稼ぐことの大変さを感じました。事業として成長するために1万円を使うのは簡単ですが、お客さまから1万円のご契約をいただくことは決して簡単ではない。それでもサービス継続のためには事業目標の達成が必要でした。
最終的には目標達成ができ、今もサービスが続けていられているわけですが、その頃のことを思い出すと、今でも涙が出そうになります。

写真だけでは伝わらない、ブランドの雰囲気や想いも伝えたい

---サービススタートから2年目で、ビジネスモデルを「サイト内予約モデル」から「HP誘導モデル」に変化されました。具体的にどのような背景や狙いがあったのでしょうか。

指輪は、ポータルサイトで写真だけを比較しても違いがいまいち分かりにくいと感じられてしまうこともあります。でも一つひとつ違う。そこで、ブランドの想いや雰囲気、どんな方が作っているのかなどの情報を、各ブランドらしく伝えることが大事なのではないかと、HPまでセットで見ていただけるような世界観にビジネスモデルを変更しました。

ユーザーにブランドの情報をよく知ってから来店してもらう方が、間違いがないですし、成約率も高くなります。想いに共感したお客様が店舗に来てくださるほうが、店舗の方にも喜んでいただけるのではないかと感じていました。

結婚式場の場合は、写真素材の種類を多く用意しやすく、ポータルサイトに写真を載せればある程度違いは分かります。カタログに写真を載せても他社との比較がされにくい指輪だからこそ、各社公式HPを大事にする必要があると考えています。

実際、ジュエリー業界は各社HPに力を入れていましたし、クライアントからも「お客様に公式情報を見てほしい」というお考えを伺っていました。公式情報でいかに自社をブランディングするか、雰囲気を伝えていくかを大事にしている企業が多かったんです。
これは私たちが考えていたことと合致するなと確信し、HP誘導モデルに変えようという決断をしました。


ネットでのユーザーとブランドのマッチングがより大事になってくる

--今後「指輪選び」はどのように変わっていくと考えられていますか。

コロナの緊急事態宣言が解除された後、サイトのPVが緊急事態宣言前の1月、2月よりも増えたんです。自粛期間で外出を控え生活をしていく中で多くの方が「ネットで済むことも多い」と気付いたのではないでしょうか。これから更に、とりあえず店舗に指輪を見に行ってみようという人より、事前にネットを見てから店舗に行くという人が増えていくのではないかと思います。

だからこそ、インターネット上に正しい情報をしっかりと載せ、ユーザーに伝えることが大事になってきます。Ringraphは来店前にユーザーがブランドとの相性を確認し、気持ちを高めた状態で来店、そして、気に入った指輪を購入できるよう、さらにお手伝いできる役割を担っていきたいです。

---なるほど。確かにコロナ禍では、ネットの利便性に改めて気付かされるシーンが多かったですね。今後Ringraphとして更にカップルによりよいサービスを提供していくための構想があれば教えてください。

ユーザーとブランドの精度の高いマッチングを実現させたいという根本にある想いから、現在、いくつかの新サービスを準備しています。
1つは特定のエリア内にいる人と近隣にある店舗をマッチングさせる「エリアマッチング」、2つめはキラーコンテンツであるクチコミをさらに進化させた「動画付きクチコミ」。よりリアルな指輪の情報をネットで知ることができるようになります。

---リリースが楽しみですね!最後に大沼さんがRingraphに込める想いを教えてください。

結婚を決めたおふたりの多くが最初にとりかかることが指輪探しです。よくわからないままお店に行って、よくわからないまま指輪を買ってしまった…みたいに選んでほしくないんです。
事前に情報の詰まったサイトを活用することで納得のいく指輪選びをして、そこから気持ちの良い夫婦生活をスタートさせて欲しい、夫婦生活の第一章として指輪探しを良い思い出にしてほしいと思っています。

これから更に、Ringraphならではのクチコミを活用したPRの場を作って業界に貢献していきたいです。

関連記事:「全てのカップルが理想の指輪に出会えるように、私たちができること」白木夏子×Ringraph大沼対談

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■指輪選びの決め手が見つかるクチコミサイト「Ringraph(リングラフ)」
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「リングラフ(https://ringraph.weddingpark.net/)」は、全国の結婚指輪・婚約指輪のブランド・ショップ情報と共に40,000件以上のクチコミを掲載している日本最大級のブライダルリング専門クチコミ情報サイトです。ブランドやデザイン、先輩カップルの写真付きクチコミなど様々な情報から、自分にぴったりの指輪を検索、閲覧することができます。
2020年9月28日に5周年を迎え、ロゴをリニューアルしました。新しいロゴデザインでは、「“ペア”の結婚指輪」と「指輪を探す“ルーペ”」を円が重なったモチーフで表現しており、より覚えていただきやすい、親しみやすいデザインになっています。

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