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「迷っている背中を押すのは“小さなチャレンジ”」 Crystal Kayさんに聞いた身近な幸せに気づく秘訣とは

「Boyfriend -partⅡ-」「恋におちたら」など、数々のヒットソングを持ち、デビュー20周年を控えているアーティストCrystal Kayさん。彼女の曲はいつでも明るく、聴く人の背中をそっと押してくれます。そんな彼女にも、「このままの自分でいいのかな」と思い悩んだ時期があったそうです。今回は、自身もアラサー女子であるCrystal Kayさんに、壁にぶつかったときに乗り越える方法や、「女性の幸せ」についてお話を伺ってきました。

30代を目前に悩むのはみんな同じ。大丈夫だよ、って伝えたい


――新曲の「幸せって」は、NHKドラマ「デイジー・ラック」の主題歌になっていますが、ドラマに登場する「ひなぎく会※1」のように、女友達と集まって相談し合うことってありますか?

あります。大学の友達3人が、そういう感じです。たまに会って刺激し合える存在。話すことは、やっぱり結婚とか仕事とか恋愛…って全部ですね(笑)。

私もひとりのアラサーとして、普段考えたり想像したりすることはみんなと似ているんじゃないかな。友達には2番目、3番目の子どもがいる子もいますし、結婚など、友達の近況はSNSで毎日アップデートされていきます。

※1…ドラマの主人公の女性4人は子どものころ自分たちに「ひなぎく会」という名前をつけて集まっていた

――SNSを見ていると周りが進んでいく感じがしますよね。アラサーに突入して仕事に対する考え方って変わりましたか?

“自分のために歌う”というよりは、“人のために歌う”ように変わっていきました。ティーンエイジャーの時に比べると、自分の歌うことや発信する言葉の重みがあるから責任感も感じるようになったし。

――きっかけは何でしたか?

私の曲を聴いてくれている人は、同世代の人が多くて、一緒に成長してきたような感覚があるんです。そういうファンの方に「結婚式で使いました」など、報告をもらうと“聴いている人の人生に自分の曲が影響を与えているんだ”って感じるようになって。

あとは27歳の時、音楽活動のためにニューヨークへ行ったのも大きかったです。30歳へ向かう時にみんながぶつかるであろう「このままで大丈夫かな」っていう壁に、やっぱり私もぶつかった。それを友達に相談したら、みんな同じことを感じていたんです。その事実に私自身とても救われたので、この想いを曲にしたいって思ったんです。同じように悩んでいる人がいるだろうから、そういう人の背中をプッシュしたいなって。

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小さなチャレンジは、いつか大きな自信になる


ーーなるほど。たしかに「このままでいいのかな」という漠然とした不安は、アラサー世代にはつきものですよね。でも、その不安を背負ったまま踏み出せない人も多いと思います。Crystal Kayさんが、挑戦し続られているのはなぜでしょうか。

ニューヨークでのライブのおかげです。渡米した当初は契約やデビューっていう目標があったんですが、やっぱりなかなか難しくて。でも日本に戻る前に何か形にしたかったんです。その後、「ライブをやろう!」と決めて、初めて自分でアコースティックライブを企画しました。

日本だと運営に関してお手伝いしてくれるスタッフがいるけど、アメリカだと何万人もいるパフォーマーのひとりなので、会場を探すのも、ギタリストを探すのも、チケットの手配も全部自分。「とりあえず歌を聴いてもらいたい」という素直な気持ちで運営していたら、初めてのアメリカでのライブだったのに、チケットがソールドアウト。急遽2デイズにしたら、それもソールドアウト。お客さんには「10年待っていました」とか「5時間かけて来ました」って言ってくださる方もいて、「こんなに聴いてくれている人がいるんだ」ってことに感動しました。あと、みんなが楽しんでくれて、自分も楽しめて、それが、いいショーにつながったっていう自信になりました。「なんだ、やればできるじゃん」って。だからアメリカでのライブというチャレンジが私には大きかったかな。

――では、どんな人でもチャレンジをすることが一歩前へ進むきっかになるということでしょうか。

はい。なんでもいいんだと思います。運動するとか、普段はしない肌出しファッションをしてみるとか、小さなことでよくて。何事もやってみないとわからないじゃないですか。やらなくて後悔するよりは、まずやってみる。発見って失敗からいろいろ出てくるので。チャレンジから得た小さな成功が自信になっていくと思います。

――なるほど。Crystal Kayさんが、今チャレンジしたいことってありますか。

トライアスロンかな。自分のリミットを確かめてみたいと思いまして。
歌手としては赤レンガ(横浜赤レンガ倉庫)でのライブ! 地元なので、20周年ライブは絶対にそこでやりたいです。

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ハッピーが増えればアンハッピーはどこかに行っちゃう


――今回の楽曲は“幸せ”がテーマになっていますが、Crystal Kayさんにとって“幸せ”とはなんでしょうか。

心の底からわきでるふわっとしたハッピーな気持ちです(笑)。最近だと、おばあちゃんとの誕生日ディナーの時にすごく感じました。みんなと美味しいものを食べて笑っているのって幸せだな、って。

――いいですね!日常にある幸せを見逃さないために、意識している事などありますか?

わかりやすく意識するのなら、書くのがいいと思います。私をハッピーにするもの、アンハッピーにするものってリストにしてみる。そのリストを見ることによって自分にとっての幸せを再認識できるし、次に起こったときにキャッチしやすくなると思うんです。

あとは、そのリストを見て「ありがとう」の気持ちを確認するのもいいんじゃないかな。「これとこれがあってハッピー」って思えれば、あまり思考がネガティブな方へ行かない気がします。ハッピーの分量を増やして集中しちゃえばアンハッピーはどっかにいっちゃうから。

――“幸せ”のひとつの形に結婚もあるかと思うのですが、理想の結婚式とかあったりしますか?

ガーデンウェディングがしたい!「ジョー・ブラックをよろしく(1998年に公開されたアメリカ映画)」に出てくるパーティーシーンが理想なんです。

――ちなみにお相手は、どんな方が理想ですか?

私はずっと歌を歌っていくので、それをサポートしてくれる人。パートナーみたいな形がいいです。あとは尊敬できる人かな。野心がある人だと自分にとって刺激になるし、応援したくなるし。そういういいバランスが理想です。

――思い描くプロポーズのシチュエーションってありますか?

本当に何も考えてないときにいきなり、っていうのがいいです。頑張って考えてくれたらなんでも嬉しいとは思うんですけど、フラッシュモブとかよりはさりげないサプライズの方が嬉しいかな。

(取材・文:坂井彩花/撮影:須沢友裕)

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▼プロフィール
Crystal Kay(クリスタル ケイ)

1986年2月26日生まれ、横浜出身。

1999年「Eternal Memories」でデビュー。「Boyfriend -partⅡ-」「恋におちたら」などのヒット曲で大ブレイク。2011年、活動の場をユニバーサル ミュージックに移し、2013年よりニューヨークにも拠点を置いて、アーティストとして更なる進化を遂げている。そして2015年、Crystal Kay第二章がスタート。2017年2月にはデジタル限定シングル「Faces」(沢井製薬 企業CM「革新と挑戦の歴史」篇 新CMソング)をリリースし、その後行われたビルボードライブ&ブルーノート全4公演もSOLD OUT。第2章の勢いがさらに加速していくCrystal Kayの活動に今年も注目が集まる。

▼リリース情報
4月19日(木) 配信リリース 「幸せって。」
NHK ドラマ10 『デイジー・ラック』 主題歌 ※主演:佐々木希※
★視聴はこちらから https://umj.lnk.to/ck_siawaseZQ

6月8日(金)配信リリース / 6月13日(水)発売
New Album「タイトル未定」

2000年代初頭、日本中を“恋におとした”日本屈指のR&B Divaが、2019年のアーティスト活動20周年にむけ完全復活!

30代女性を嘘なく書き綴った人気マンガ「デイジー・ラック(原作:海野つなみ)」、待望のドラマ化!!主演は今を生きる女性代表、佐々木希。
そのドラマの主題歌「幸せって。」をリード曲に、Crystal Kay過去最高のアルバムがここに完成!!

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