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【ブライダルのお仕事に役立つマーケティング用語】動画マーケティング:式場の人気は自分で作る!?「動画マーケティング」成功のカギ

さまざまなマーケティング手法があふれている現在、「動画マーケティング」が脚光を浴びていることをご存じの方も多いはず。しかし、「まだ手を出せていない…」という方も多いのではないでしょうか。
動画マーケティングの実施がどのような効果につながるのか。多くの広告費をかけなくても着実にファンを増やしていくこともできる、動画マーケティング成功のポイントについてご紹介します。

成功のカギ1 なぜ今「動画マーケティング」をやるべきなのか?

見たいときに見られるインターネットの普及

スマートフォンの普及で1人1台、自分だけのデバイスを持っていることが当たり前となった現在。いつでもどこでも、スマートフォンで欲しい情報を手に入れられるようになりました。それにともない、インターネット上のコンテンツの存在感も大きくなってきています。

スマートフォンの普及とともに、インターネット上のコンテンツへの投資がさまざまな企業で増加しています。その理由として、ユーザーの閲覧履歴に応じて広告出稿ができることが挙げられます。また、成果連動型の課金形式をとる広告など、広告のバリエーションも増え、用途に応じた広告メニューを選定することができます。次は、代表的な動画マーケティングであるテレビCMと、インターネットでの動画マーケティングの違いについてご紹介しましょう。

動画マーケティングのプロモーション法

  • テレビCM
    メリット :一度に多くのユーザーに同じタイミングでリーチできること
    デメリット:広告費が高い、不特定多数向け、詳細な効果が測れないこと

  • インターネット動画広告
    メリット :コストパフォーマンスの高さ、ターゲット選定可能、詳細な効果測定が可能、SNSとシームレスに連動できること。その連動による拡散可能性の高さ。
    デメリット:費用が安いためその分競合が多く、年々増加の一途をたどっていること。

テレビCMは多くのユーザーに対してリーチできること、インターネット動画マーケティングはコストパフォーマンスの高さ、などそれぞれの特性があります。

それぞれの持ち味、特性を踏まえ、用途によって手法を変えることで着実にファンを増やしていくことができます。今後はテレビだけに限定せず、インターネットを活用した動画マーケティングの長所も把握したうえでプロモーションに取り入れていくことがさらに重要となっていくことは間違いありません。

成功のカギ2 おすすめの動画マーケティング手法とコンテンツ

動画マーケティングは単に動画広告を出稿するだけでなく、さまざまな手法があります。多くの手法を組み合わせて運用することで、爆発的に拡散される(バズる)可能性も高められます。実施にあたって、結婚式場でも実施できる4つのアイデアをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1.インターネットでの動画広告
例えば、挙式カップルの感動的な動画を流すことで「こんな結婚式挙げてみたい」という憧れの気持ちを醸成することや、花嫁視点の動画を流すことで式を疑似体験させ、気分を盛り上げる、といったコンテンツが考えられます。チャペルの扉が開き、鳴り響く鐘の中でバージンロードを花嫁の父、そして花婿と歩みを進めゆく感動のひと時。最高の祝福の気持ちで集まってくれた友人や知人に囲まれて行う、披露宴会場でのケーキカットなど、動画を通じてイメージさせることで、その式場での挙式を「自分ごと化」させることができます。

2.SNSでのLIVE動画配信
結婚式の打ち合わせ動画や衣装合わせなど、実際にやってみないとわからない場面を紹介することで式に対するより具体的なイメージを抱くことができます。また、結婚式を運営するスタッフ紹介を行うことで、見学やフェアの前に「こんなスタッフさんにお願いしたい」という気持ちを抱かせ、結婚式を計画する際に一番に思い出してもらえる可能性が高まります。また、式場内のおすすめロケーションを紹介することで、「ここでこんなことができそう」など、式場を探しているカップルが期待を持って式場を訪れるきっかけを作ることができます。

3.YouTubeチャンネルでTipsを紹介
最近とても多くなっているTips動画を配信して、ページに訪れるユーザーを獲得することもできます。インフルエンサーとなっている花嫁さんに出演依頼して、簡単にできる結婚式DIYの動画を配信するなどのTipsをたくさん配信しましょう。

また、悩む方も多い結婚式のテーマの決め方、コスパがよい結婚式の作り方、旦那さんに喜ばれる料理やおつまみのメイキングなどもおすすめです。新生活に関するものや結婚式を決めていく方法を共有することで、「今欲しい・役に立つ情報」を提供してくれるメディアという認識をもってもらえ、多くのユーザーからの支持につながるのではないでしょうか。

4.自社ウェブサイト内での動画コンテンツ
自社ウェブサイト内では、定期的に来てもらうために「シリーズ」を盛り込むのがおすすめです。1人の花嫁を追いかけるレポートと題して、最初の打ち合わせ~挙式後の感想動画までシリーズ化して配信することで見ごたえのあるコンテンツになります。複数の媒体でさまざまなコンテンツを発信してファンを作れば、「ここで結婚式を挙げたい」と考えるユーザーを増やすことができます。実際に結婚式を挙げたファンに協力してもらい、コンテンツを充実させていけば、「ファンがファンを呼ぶ」すなわち、ファンが自主的に宣伝してくれる状態を作り上げることができます。

成功のカギ3 動画制作で抑えるべき2つの軸

動画広告を載せる媒体選び

動画マーケティングのひとつとして非常に注目度が高い動画広告。インターネットで従来バナーがあった位置に流す、スマホ画面の下に表示する、動画共有サイトの途中に挟む、SNSのタイムラインで表示されたら流れる、という具合で表示されるのが動画広告です。

この動画広告について、掲載する媒体は非常に重要なポイントとなります。下記のような媒体以外にも、ユーザーのサイト訪問履歴を追うターゲティング型の広告への出稿という方法も可能です。まずはターゲット設定をしっかり行いましょう。個別に出稿できるウェブメディアの場合は、印象だけで判断せずに自社のターゲットとブレがないか、チェックすることが重要です。

  • 動画共有サイトYouTubeの場合
    YouTubeの場合は、ターゲット属性が異なるチャンネルを除外すること、結婚式と直接関係のないコンテンツには広告を表示しないということもできます。ターゲットではない領域に無駄なお金を払わなくてすむよう、事前に確認しておくことが大切です。
  • ウェブメディアの場合
    「C CHANNEL」など、20代女子がターゲットとなる動画コンテンツサイト、20代女子ターゲットのライフスタイル系サイト、彼が喜ぶ男メシ、ささっと作れるイイ女風おつまみレシピなどが載っている料理レシピサイトに広告を打つことも可能です。ターゲットが多く来訪するサイトに広告を出稿することで、結婚に近い方にも直接アプローチできる可能性が高まります。

動画制作を成功に導く3つの視点

2つの軸のもうひとつは「視点」です。今回ご紹介する3つの視点を抑えておかないと、お客様側から見たメリットと、動画で打ち出す訴求ポイントがずれてしまう可能性があります。制作前に必ずこの3つについて検討し、方向性を決めてください。1は多くの方が確認するのですが、忘れがちな2と3の視点についてご紹介します。

  1. 自社がもっている長所を見つけ、アピールする視点
  2. お客様が欲しい情報は何か、ターゲットを想定して考える視点
    自社のターゲットとなる人を「年齢はいくつで、どこにいるどんな人」という詳細を決めて想像します。この違いで漠然とした「誰か」に対する動画ではなく、「ターゲット1人ひとり」に届く動画にブラッシュアップさせることができます。
  3. 商品を使う人の立場になって何をアピールするかを考える視点
    商品の「売り」をただプロモートするだけでは、競合との違いは出せません。例えばガーデン付きの式場で「緑豊かな~」とアピールしても、他のガーデンウェディングができる立地のよいところに取られてしまいます。
    「ガーデンを使って、ウェルカムパーティーができる」などの「シーン」を伝えることで、使ってくれるお客様が商品の利用シーンを想像することができるのです。欲しい人に届く価値ある情報を届けることで、「こういう形もありだな」と新しい価値を感じてその式場を選んでくれる人を作ることもできるのです。

3つの視点でターゲットに届くコンテンツに仕上げ、独りよがりにならない動画マーケティングを実施してください。

まとめ

動画マーケティングは開始後すぐに効果を実感できるということは少ないものの、正しくやり続けていけば昨日より今日、今日より明日とファンを着実に増やしていくことが可能です。コストパフォーマンスも高く、インターネット上での拡散効果も期待できる動画マーケティング。自社の魅力をさまざまな視点で読み解くことで、これまでリーチできなかった層のターゲットにアプローチしてみてはいかがでしょうか。

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