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【ブライダルのお仕事に役立つマーケティング用語】Facebook広告:始める前に知っておきたいFacebook広告の基本

10代から60代まで幅広い年齢層のユーザーを持つFacebookは、ソーシャルメディアの中でも最重要と言えるメディアであり、そこにリーチする広告を活用する動きが広がっています。この記事では、これからFacebook広告を始めようとしている方に向けて、押さえておきたい基本的なポイントをご紹介していきます。

Facebook広告とは

「Facebook広告」はFacebook上で配信される広告の総称で、Facebookユーザーのタイムラインなどに文章や画像、動画などを用いた広告を表示して、見込顧客にアプローチすることが可能です。

Facebook広告は、自社製品・サービスの露出による認知度向上、外部サイトへの誘導、商品の購入や引き合いの獲得などさまざまな目的に活用できますが、Facebookのメディア特性を踏まえたユーザーとの密なコミュニケーションを前提とした広告が用いられることが少なくありません。
Facebookには「Facebookページ」や「グループ」など、同じ趣味・嗜好(しこう)を持つユーザー同士が交流するための仕組みがいくつか用意されており、こうした仕組みとうまく連携させることで、Facebook広告の効果をさらに高めることができるのです。

Facebook広告にはどんな種類があるのか?

はじめに、Facebook広告の種類についてお話しておきましょう。Facebook広告には、主に次のようなタイプがあります。

リンク広告

特定ページへのリンクを含む投稿の形で出稿する広告で、特定ページへの誘導や商品のPRなどに広く活用できます。

カルーセル広告

カルーセルパネルを利用した広告枠で、一つの枠の中に複数の商品やコンテンツを含めることができます。商品の複数の機能を紹介したり、ストーリーを伝えたりしたいときに有効です。
ちなみに、カルーセルパネルとは、一つのパネルの中に複数の画像などを表示し、マウスクリックやフリックでスライドさせることのできるWeb表示の形式のことです。

スライドショー広告

音や画像、テキストなどを使って、動画のようにストーリーを伝えることのできる広告です。作成済みの動画を利用して広告を出稿することもできますが、画像やテキストを指定して、広告出稿画面上でスライドショーを組み立てることも可能です。ライブ動画のように多大なリソースを用意することなく配信でき、かつ多くの注目を集めることができるのがポイントです。

 

リード獲得広告

見込顧客(リード)の獲得を主目的とした広告で、Facebook上に表示される広告と、広告をクリックした際に表示されるフォームがセットで提供されます。広告から外部のフォームへ誘導する方式と比較すると高いコンバージョンが得られる可能性があり、ピンポイントでリードを獲得したい場合などに有効です。

いずれの広告も、Google AdWordsのように入札式で料金が決定される仕組みとなっています。最低入札額は広告主が決定することができ、かつ予算の上限を定めることもできるため、決められた予算枠の中で柔軟に広告を出稿することが可能です。

Facebook広告の特徴

Facebook広告の特徴のひとつは、細かいターゲティングが可能な点です。

Facebookではユーザーが年齢や性別といった基本情報はもとより、勤務先や過去の経歴、趣味などの属性を細かく登録できるようになっています。加えて、日々のページ閲覧や「いいね」ボタンクリックといった行動履歴から、ユーザーの嗜好を推測するような仕組みも備えています。

Facebook広告では、このようにしてFacebook側に蓄積されている情報をターゲティングに利用可能です。ユーザーの属性や興味・関心、Facebookページやブランドとのつながり状況、利用している端末情報など、多様な項目を組み合わせて緻密にターゲティングを行えるため、狙った層にピンポイントでアプローチすることができるのです。たとえば、カップル二人きりでのライトな挙式プランを20代から30代前半の若年層に向けてPRしたり、ちょっとハイグレードな挙式プランの広告を30代から40代の高級志向のユーザーに限定して表示したりしてもよいでしょう。もちろん、ターゲットの絞り込みをゆるくして幅広いユーザー層にアプローチすることも可能です。

広告の成果は広告設定画面からリアルタイムに確認できるため、はじめは広いユーザー層からスタートし、徐々にチューニングしていくとよいでしょう。

特徴を理解して効果的に活用しよう

以上、この記事ではFacebook広告について解説しましたが、最後にひとつ、重要なポイントをお伝えしておきます。

Facebookは一部の例外を除き、原則として実名登録が義務付けられており、Facebook内での人と人との交流は親密なものになりがちです。Facebookのユーザーにとって、タイムラインは「親しい人だけが出入りするプライベートな空間」に近いものとして認識される傾向があり、ここがTwitterと一線を画する点でもあります。

つまり、Facebookに広告を出すということは、言い換えればユーザーのプライベートな空間にひょっこりお邪魔する、ということでもあるのです。こうした認識を持たずして無遠慮な広告を作成・出稿すると、ユーザーから煙たがられてかえって逆効果になりかねません。こうした点に留意してFacebook広告を運用するのがポイントです。

なお、総務省の「平成28年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によれば、Facebook広告はTwitterと比べてユーザー年齢層がやや高く、30代から50代の利用者が比較的多くなっています。このため、どちらかといえば若年層より、年齢層の高めな方に向けたウェディングプランなどのキャンペーンに利用したほうが高い効果を望めるかもしれません。

Facebook、Twitter、Instagram、LINEなどさまざまなSNSがあり、それぞれユーザー層や使われ方が異なります。Facebook広告は、Facebookならではの特徴をしっかりと理解したうえで効果的に活用したいものですね。

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