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【ブライダルのお仕事に役立つマーケティング用語】ネイティブ広告:インフィード広告とどう違う?理解しづらい“ネイティブ広告”Q&A

「バナーブラインドネス」や、「広告ブロック機能」が話題になるなど、多くのユーザーにとって広告は「邪魔な存在」です。全く興味・関連性のない広告はマイナスな印象にすらつながりかねません。このような状況の打開策のひとつとして近年登場してきたのが「ネイティブ広告」。従来型の広告とはどのように異なるのか、解説します。

具体例で解説!ネイティブ広告の概念と種類

そもそも、「ネイティブ広告」というのは、広告によるストレスをユーザーへ感じさせないように作られている広告のこと。「ストレスを感じるかどうか」は人それぞれ異なりますので、実はその定義はあいまいだったりします。しかし、基本的には掲載メディアに溶け込むように表示される広告のことだと認識しておけば問題ありません。

ネイティブ広告の場合、通常の広告よりもコンテンツの質が求められるため、オウンドメディアとの連携も重要となります。

では、日本インタラクティブ広告協会(JIAA)の「ネイティブ広告ハンドブック」(PDF)をもとに、ネイティブ広告の分類をご紹介します。

  • インフィード型

掲載するメディアに出てくるコンテンツと形式をそろえて表示される広告。例えば、ソーシャルメディアであれば投稿と同じような体裁。ニュースサイトであればニュース記事のなかに混ぜ込まれたようにして表示される。

  • ペイドサーチ型

ユーザーが検索エンジンで検索したキーワードに合わせて検索結果の上部に表示される広告。一般的に検索連動型のリスティング広告と呼ばれる。

  • レコメンドウィジェット型

ユーザーが読んだコンテンツに合わせて「おすすめ記事」などの言葉とともに紹介される広告。内容に関心があるユーザーに情報が届きやすい。

  • プロモートリスティング型

ECサイトや口コミランキングサイト等において、実際の検索結果に関わらず上位に表示される広告。イメージとしてはペイドサーチ型に近いが、該当メディアで取り扱える業種・商品の広告は限られる。

  • カスタム型

上記の型に当てはまらない、独自のネイティブ広告形態を総括して「カスタム型」と言う。企業が提供するLINEのスタンプが代表例。

インフィード型広告市場から見るネイティブ広告の台頭

上記でご紹介したネイティブ広告のタイプのなかでも、特に注目されているのが「インフィード広告」です。

サイバーエージェントとデジタルインファクトの発表によると、2016年のインフィード広告市場は、1,401億円にまで到達。今後も市場規模は拡大し、2022年には3,013億円にまで拡大するのではないかと予測されています(※1)。

なお、インフィード広告のなかではソーシャルメディアへの出稿が64%と多数を占めており、現在の主流と言ってもいいでしょう。タイムライン上に表示される広告はユーザーの目に留まりやすいというメリットもあります。

概念がわかりづらい?ネイティブ広告Q&A

ネイティブ広告に関しては、少し概念がわかりづらい部分もあります。よくある疑問にお答えしていきましょう。

Q. ステルスマーケティングにならないの?

ネイティブ広告の場合、基本的にしっかりと「PR」であるということが表示されるようになっています。そのため、ステルスマーケティング(宣伝と気づかれないように宣伝する行為)にはなりません。

Q. ユーザーが広告だとわかっていても効果が出るの?

確かに、たとえ「PR」と書いてあっても、広告だと思わずにクリックして不要な広告が表示された場合、ユーザーは不快になるでしょう。「このメディアを見ていると、不快な思いをすることが多い」と感じ、メディアそのものを信頼しなくなることもあるかもしれません。

そうなれば広告の効果は薄れてしまいます。実際にアクションに結び付くかは、コンテンツが「ユーザーにとって有益な情報を提供できているかどうか」にかかっていると言えます。

Q.結婚式場のネイティブ広告にはどんなものがある?

例えば、インフィード広告をソーシャルメディアに出稿する場合、「素敵な結婚式の様子」を写真やコメントで見せることで共感を呼ぶことができるかもしれません。ウェディンググッズや式場選び、ウェディング関連の最新状況を交えて広告を作るのもいいでしょう。ユーザーが「役に立った/共感した」と感じてもらえる内容ならば、多少の宣伝要素が入っていても許容範囲内としてとらえてもらえるものです。

まとめ

どんなに有用な情報でも、関心のないユーザーにとっては「押し付け」にほかなりません。いかにして自社の事業領域に関する情報を求めるユーザーに限定し、気持ちよいコミュニケーションをしていけるかがプロモーションの成否を分けます。情報過多と言われる時代、広告戦略にもユーザーへの「思いやり」が求められる時代になってきていることを改めて認識しておきましょう。

 

参照:(※1)サイバーエージェント、インフィード広告市場調査を実施|サイバーエージェント

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