ホーム > Business > 【ブライダルのお仕事に役立つマーケティング用語】動画広告:意識すべきは、ほぼスマートフォン!?動画広告をはじめる際に押さえておきたい基本を解説

【ブライダルのお仕事に役立つマーケティング用語】動画広告:意識すべきは、ほぼスマートフォン!?動画広告をはじめる際に押さえておきたい基本を解説

SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)上でシェアされる料理動画やヘア・メイク動画など、最近ネットで動画を目にする機会が多くなりました。そのようなユーザーの閲覧行動の変化に伴い、動画広告市場も急成長。2016年11月9日に株式会社サイバーエージェントが「2016年の動画広告市場は842億円、前年比157%の成長率に」と発表するなど、急激な成長が予測されています(※1)。今後、デジタルマーケティングで動画広告を展開していくにあたり、押さえておくべき基本や利用する際の注意点を解説していきます。

動画広告っていったい何?

老舗動画共有サイトのYouTube(ユーチューブ)、インターネットテレビAbemaTV(アベマティービー)などで、動画本編が開始する前にテレビCMのように流れているのが動画広告です。
他にもFacebook(フェイスブック)やInstagram(インスタグラム)などSNSでも、動画広告が頻繁に使われるようになってきました。SNSでの動画広告の特徴はタイムライン(Instagramではフィードと呼ばれる)を見ているときに、画面上に広告部分が表示されたタイミングに合わせて動画が自動再生される仕組みを備えていることです。

動画広告を出稿できる媒体のなかでも、YouTubeは若者に絶大な人気を誇り、これまでYouTubeをきっかけに数々のムーブメントが生まれてきました。最近では、2016年に世界的に有名なアーティストであるジャスティン・ビーバーが自身のTwitterで「面白い」とピコ太郎の動画を紹介。その後ピコ太郎がヒットしたことが、最たる例でしょう。またたく間に世界的な知名度を獲得したその活動は、若者への影響力の強さを感じさせる出来事として印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

ちなみに、ジャスティン・ビーバー自身も自分が歌っている動画をYouTubeへアップしたことをきっかけにデビュー。世界中でワールドツアーを行っているBABYMETAL、ONE OK ROCKも海外で有名になったきっかけはYouTubeだと言われています。このようなムーブメントがたびたび起こることからも、YouTubeを代表とする動画を使った広告は、大きな可能性を秘めていることがわかります。

近年の動画視聴環境の変化

流行の発信基地である動画共有サイトやSNSとテレビを比べると、視聴する環境はインターネットを使ったデバイスにどんどん移行しています。また、ネットで見る動画は主にPCではなくスマートフォンで視聴されることが多く、動画コンテンツの制作においてはスマートフォンを意識することが重要です。

先ほどもご紹介した、株式会社サイバーエージェントの発表資料では「スマートフォン動画広告需要は前年比約2倍の成長を遂げ、市場全体の約7割に到達する見込み」とされており、今後も増加していく見込みで、動画広告を展開する際にも「モバイルファースト」が前提と言えそうです。実際、FacebookやInstagramなどでは、スマートフォンの画面でも不満なく動画を楽しめるようなサイズ展開となっており、動画広告の視聴割合が圧倒的に高いスマートフォンを制するためにそのような戦略をとっているのです。

実際に動画広告を利用するときの注意点とは?

それでは、動画広告を実施する際に注意するべき5つのポイントについてご紹介していきます。

  1. 関連コンテンツであるか
    関連コンテンツというのは、例えばウェディング業界であれば、恋愛や結婚関連のコンテンツ。恋愛に興味を持っているユーザーであれば結婚を意識している人もそのなかに含まれているのは想像に難くありません。また、関連コンテンツであれば、仮に閲覧しない場合でも不快な気持ちを持つユーザーは多くないのではないでしょうか。
  2. 出稿する媒体選定
    1のポイントを踏まえ、出稿媒体を選定していきましょう。選ぶときには媒体のコンセプトが自社とマッチしているかどうかのチェックも欠かせません。また、その媒体にマッチした動画コンテンツを作成して媒体にもターゲットにも親和性の高い動画にすれば、興味深く閲覧してくれる方も増えるはずです。また媒体ごとに妥当なコンバージョン(成約)のラインを設定しておくことも重要です。
  3. 適切なKPI設定と検証
    忘れがちではありますが、特に気をつけるべきポイントは適切なKPI設定です。ユーザーが閲覧してから興味をひかれてクリック。ページ遷移をして見学の申し込みなどの“設定したコンバージョン(成約)”に至る過程を分類し、それぞれのデータを取得しましょう。
    そして出稿途中・出稿終了時に、CPM(表示)、CPC(クリック)、CPR(お試し・見学などの申し込み)などの検証をしておくことが大切です。次回その媒体への広告を載せるべきか、どのような改善をすべきかなどが明確になるからです。
  4. スマートフォン画面に適した動画選定
    スマートフォンでの閲覧が多いことを踏まえ、その閲覧環境を意識した動画コンテンツ、動画の長さ、どんな見せ方をするかという判断も非常に重要です。容量が大きすぎると「データ通信量の問題で見てもらえない」「スペックの低いスマホでは見ることができない」「立ち上がりが遅すぎて離脱する」ことも考えられます。
    動画全体の尺については、「長すぎると飽きる」「情報に満足してアクションしない」などがないように適切な長さを検討することが必要です。見せ方については、目的によって異なりますが、全体の尺としては、60秒以内、出だし部分の1~3秒でいかに興味を引き付けられるかが大切です。また細かいところを挙げると、文字サイズが実際のデバイスで見たときに見づらくないか、という観点もあわせて押さえておくべきです。
  5. ターゲットにあった動画制作
    ターゲットとなる20代女性がどのようなものにあこがれを持つのか、何に感動するのか、ターゲットにあった言葉遣い、フォント選定など細やかな配慮も大切です。言葉遣いは20代をターゲットにしたウェブメディアを参考に、フォント選定などは20代に人気のファッションブランドやアプリで使われているフォントなどを参考にするとわかりやすいでしょう。ターゲットとなるユーザーのニーズを考えて動画の企画をしていくことが重要なポイントとなるのです。

このような5つの手順をしっかり踏むことで、低予算の手作り感があるような動画であっても、効果的な広告運用につなげることが可能になるのです。

成長中の動画広告で効果的なプロモーションを

広告手法にお悩みの方はターゲットとなる20代がよく視聴しているスマホでの動画広告を出稿を検討してみてはいかがでしょうか。テレビとは比べ物にならないくらい低予算かつターゲットを絞って効果的にプロモーションできる動画広告は、SNSなども活用しながら自社運用での広告も組み合わせた効率的なプロモーションも可能です。

参照:(※1)サイバーエージェント、国内動画広告の市場調査を実施 | 株式会社サイバーエージェント

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