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【ブライダルのお仕事に役立つマーケティング用語】リターゲティング広告:配信の仕組みと検討のポイント

結婚式場を比較・検討しているユーザーへ効果的にアプローチできる方法が、リターゲティング広告です。自社サイトに訪問してくれたユーザーに、その後は何もアプローチしていないということはありませんか? 一度でもサイトを訪問してくれたということは、コンバージョンにつながる可能性が高いといえます。リターゲティング広告の特徴を理解すると、その重要性に気づくでしょう。Facebookやアプリなどのリターゲティングもありますが、この記事ではYahoo!とGoogleのリターゲティング広告に絞って解説していきます。

リターゲティングとは

リターゲティングとはユーザーを追いかける機能のこと。まずはリターゲティングの仕組みや種類などを説明します。

仕組み

一度サイトに訪れたユーザーだけにディスプレイ広告やテキスト広告を表示させ、サイトへの再訪問を促すための機能です。一般的にはWebサイトにリターゲティングタグを設置することで、訪問したユーザーにCookieを付与し、追跡する仕組みとなっています。リターゲティングタグを付与されたユーザーを集めたものをリストと呼び、ターゲティングによってリストを分けることも可能です。なお、Facebookやアプリなどのリターゲティングは、別の方法で追跡しています。

リターゲティング広告の種類

リターゲティング広告を提供している事業者は複数ありますが、代表格がYahoo!とGoogleです。Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)では「サイトリターゲティング」、Googleディスプレイネットワーク(GDN)では「リターゲティング」と呼びます。名称が異なるだけで、リターゲティングの仕組みは同じです。

リターゲティング広告のメリット・デメリット

リターゲティング広告の得意分野・不得意分野を確認していきましょう。

メリット

資料請求や来館予約をしなかった人、問い合わせページやブライダルフェアのページを閲覧した人など(リストの条件は自由に設定可能)へ広告を表示できます。一度サイトを訪問してくれた確度の高いユーザーへ訴求するので、コンバージョン率が高く費用対効果も高いのが特徴です。また、比較・検討のためや時間がなくてサイトを離れたユーザーにリマインドができるのもメリットです。

結婚式場は3ヶ月以内に決定するカップルが比較的多いので、リストの有効期限を短期間に設定しアプローチすると効果的でしょう。訪問ユーザーのなかでも、サイト内の動き(どのページまで閲覧したかなど)によってアプローチ法や強度を変えられるのもポイントです。

デメリット

同じユーザーに何度も広告を表示させることで、クリックされにくくなってしまうことも。いくら顕在顧客でも、しつこいと思われたら逆効果になってしまいます。ブランドイメージを傷つけることもあるため、広告の配信頻度には注意が必要です。フリークエンシーキャップ(1人のユーザーへの広告配信回数の上限)の設定により配信を抑えることができるので、運用結果に応じて設定することをおすすめします。また、サイトを訪問したことのある人にしか広告を配信できないこともデメリットといえるかもしれません。 新規流入を見込むなら、リスティング広告やディスプレイ広告が効果的なので、同時に施策すると相乗効果が期待できます。

リターゲティング広告がブライダル業界でおすすめの理由

ブライダル業界だからこそ、リターゲティング広告が適している理由があります。

ユーザーは離脱するもの

基本的に商品やサービスは比較・検討することが多く、Webサイトを訪問したユーザーの90%以上は離脱するもの。特に「結婚式」は高額かつ何度もリピートするような商材ではないため、結婚式場選びをするユーザーは通常よりも慎重になります。離脱するのが前提で、一回のWebサイト訪問で予約に至るケースは少ないと理解しましょう。よって結婚式場の訴求には、Webサイトを離脱した後のアプローチがとても重要となるのです。

費用対効果が高い

ブライダル業界は競合が多いため、リスティング広告ではキーワードが高騰しやすく、費用対効果が低くなるケースがあります。一方、ディスプレイ広告は広告枠の多さから単価が安いのが特徴です。そのなかでもリターゲティング広告は、一度興味を持ってくれたユーザーに訴求できることからコンバージョン率が高く、費用対効果が高くなる傾向にあります。近年、費用を抑えた結婚式を挙げるカップルも増えているため、高い費用対効果を求める結婚式場も少なくないでしょう。よって結婚式場の訴求には、リターゲティング広告が適していると考えます。

まとめ

結婚式場探しでは2週間~1ヶ月で数件の見学予約を決めるカップルも多いので、サイトに再度訪問してもらうためには即リマインドをすることが効果的といえます。リターゲティング広告は、即時的に自由度の高い広告が配信できるので訴求力の高さが強みです。コンバージョンを効率的に獲得していくために、できるだけ早くリターゲティング広告を始めることをおすすめします。

「リターゲティング/Retargeting」はMicroAdの登録商標です。

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